通夜閉式-1

通夜閉式-1

通夜閉式-1
通夜も終了。僧侶が退場し、通夜を閉式します


いよいよ、読経も、焼香も終わり、式の閉会が近づいてきます。 焼香が終わったら、僧侶から、法話を頂けます。

ここで、一つ、法話を紹介したいと思います。 これは、筆者の祖父が亡くなった時の法話です。 /////////////////////////////////////////////////////
日本では、雨が降れば傘をさして歩きます。 雨が降りそうであれば、折り畳み傘を持って準備までします。 ヨーロッパでは、雨が降っても傘をさしません。 コートを羽織り、急ぎ足で家路につきます。 東南アジアでは、雨が降っても傘をさすと言う概念すらありません。

雨宿りをして、雨が降りやむのを待ちます。 さて、このお話は全くもって、今日という日にふさわしくないと お思いでしょうが、実は、人の生き様とぴったりなお話なんですね。 日本の雨は強く降ったり、弱く降ったりします。ですので傘も必要です。 ヨーロッパの雨は、霧雨です。ですので傘は必要ありません。 東南アジアの雨は、スコールの様な豪雨です。ですので傘なんて役に立ちません。 全く、雨の種類が違いますね。

人は、このように臨機応変な行動で、様々な事象を乗り越えてきました。 日本の雨のように、しっとりと悲しい事があることもある。 そんな時は、側にいる人と共に、歩んでゆけばよい。 ヨーロッパの雨のように、自分ひとりで立ち向かえる困難があるときもある。 そんな時は、強く心を決め、前にすすめばよい。 東南アジアの雨のように、どうしようもなく途方に暮れる困難が起こる時もあります。 そんな時は、雨宿りして、立ち止まり、また、進めばいいのです。 雨の種類は違えども、一生降り続けることはありません。

人生の辛さ、悲しみも同じではないでしょうか。 無理に立ち直ることなく、悲しみがすりさぎるまで、心休めることも これ、一つの方法ではないでしょうか。

Calendar